叶わなかった5つの感情

人は誰しも5つの感情的欲求を持っています。

1.愛してもらいたい、守ってもらいたい、理解してもらいたい。

2.有能でありたい、何でもうまくこなしたい。

3.感情や考えを自由に表現したい、意志を大切にしたい。

4.のびのびと動きたい、生き生き楽しく遊びたい。

5.自分をコントロールできるようになりたい。

これらはあらゆる人が、子ども時代から持ち合わせている感情欲求です。

ところが、幼少期に虐待や機能不全家庭で親からひどい仕打ちを受けて育ったため、これらが満たされないと「早期不適応スキーマ」が形成されます。今ある怒りや不安、焦りがすべて昔の自分に重なってしまうケースなどは、その最たるところと言えるでしょう。

このような場合、認知行動療法など意識レペルの療法や本を読んで取り組んでもなかなか難しいところがあります。ですからもう少し深いところのスキーマの療法ができる心理師のもとで、カウンセリングを受けることが良いでしょう。