孤独感を感じ 依存的になる

誰でも親から充分愛されて育つとは、限らないものです。

親の未熟さだったり、生活するのに精一杯。あるいは家族間の問題に親自身が心に余裕がない場合、子どもを愛するどころか、つい怒鳴るように叱りつけたり、時には叩いたり無関心で育ててしまう場合も。。

親からの愛情を充分受け取れなかった人は、自分は誰にも愛されないんだという孤独感を抱えやすいため、依存的な体質になりやすい。

そのような人は、恋人や親しく頼れる人ができると「この人しかいない」「絶対に離さない」「自分を見捨てないで欲しい」と、固執し執拗に関わっていきます。執着心いっぱいになってしまうのです。相手が離れていかないよう、相手の言いなりになる、また相手に過剰に尽くすことで自分の価値を見い出そうとします。反対に甘える形で相手を支配するケースもあります。

そのような人は、なぜか同じ様なものを抱えている人に惹かれ繋がろうとします。

人って、不思議なものです。

愛され不足の自分であっても、ゆるやかで適切な距離感を保ちながら、認めてくれる人か居れば、やがては克服してゆくことも可能です。しかし、社会のなかでそのような人か見つからない場合には、カウンセリングをお勧めします。

なりたい自分に変わるのは難しいけれど、カウンセラーとの安心安全、健全な関係性の面談を積み重ねてゆくことで変わってゆけるのです。

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