感情を抜きにして…とは言うけれど

「感情抜きにして」と私はよく言いますが、それが出来ればどんなに良いでしょう。それが出来ないから誰もが苦しみます。つい感情にとらわれて気分が落ち込むと、身体もだるく不調を覚え次に進めなくなってしまいます。

感情を抜きにするとは、自分の個人的な意識や認識の仕方、感情や好き嫌いより、客観的な視点や論理的な側面に重点を置くことを言います。そうすることにより、自分の感情に左右されることが少なくなり、冷静に判断行動することができるようになります。

ただそのためには、感情に一喜一憂しない工夫をする必要があります。

工夫としては、感情が高ぶっている時は冷静な判断が難しいので、時間をおくこと。時間を置くことで感情を落ち着かせることができる場合があります。また、他の人の意見やアドバイスを受けたり、メモやリストを作成して客観的な情報を整理すると、冷静な判断がしやすくなります。そして、なかなか気持ちを変えられない時には、心理師のカウンセラーに相談することが大切です。客観的な視点やアドバイスを得ることができるので、自分の考えや感情の整理ができ、感情に左右されず客観的な判断をすることができます。

私もハッキリしない先の不安を感じる時があります。そうなると何となく気が浮かない気分になり、夜中に何度も目が覚めたりして睡眠の質も悪くなります。

一般的に不安などの感情にとらわれていると、動悸がしたり喉が詰まったような感じになったりすることもあるようです。なるべく感情にとらわれず、感情抜きにして客観的に物事に対処できると良いですね。しかし感情抜きにすることはなかなか難しいものです。