ヘリコプター ペアレント

ヘリコプターペアレントとは、子どもに対して過保護や過干渉な親のことを言います。子どもが困ったり失敗したりしないよう、ヘリコプターのように子どもの頭上を旋回し、子どもの行動や状況に、常に先回りして介入しょうとします。

まさに「ススキノ事件」の親がそうですね。娘がダンスクラブで男性に抱きつき踊っている姿を、父親がやや後ろでジッと見ている・・。この報道には私も驚きました。

ヘリコプターペアレントは、子どもに下記の様々な悪影響を与えます。

・子どもの成長の機会を奪う

・子どもが自分で考えたり決めたりさせないことで、子どもは自分の力で物事を解決できなくなる。

・自己肯定感や自尊心を低下させる。

・子どもに過度な期待や評価をしすぎると、親から認められない自分はダメだと思い込む。親に依存する。

・ストレスや不安が増す

・過剰な管理や干渉により、プレッシャーを感じウツや不安障害などの心理的な問題を抱える。

・子どもの友達関係や就職活動に過剰に関わると、親以外の人とコミュニケーションを取る能力や協調性が低下し、人間関係や社会性を損なう。

🔸親として子どもの幸せを願うなら、次のことに気を付けましょう。

・過干渉や過保護をやめる

・過剰な口出しや、先回り、押しつけをしない。

・失敗も経験。失敗を恐れずに子ども自身にやらせる。

・違うなと思っても子どもの考えや意見を聴き尊重する。

・親自身が自分の世界を持つ(趣味など)

・不安や悩みを抱えた時は専門家や信頼できる人に相談する。

🔸また、親の立場でなくこのように育った方はいませんか?

親を変えることはできないけれど、自分は変わっていけます。ぜひ福井ぴゅあカウンセリングルームご相談ください。