LGBTQの人に対する偏見
LGBTQに対する偏見は、性的指向や性自認に基づく差別や偏見のことを指します。昔から男尊女卑文化の日本ではその偏見は特に強いものではないでしょうか。
時代もあるのかもしれませんが、私のまわりでも、テレビで髪が長い男性を見ると、その人の人格まで否定するようなことを言う人もいます。
次にいくつかの一般的な偏見を挙げますが、これらは全て誤ったステレオタイプや偏見です。
(ちなみに、ステレオタイプとは多くの人に浸透している先入観や思い込み、固定観念、レッテル、偏見、差別などを言い、個々の人々の多様性や個別の経験を無視することをいいます。)
ホモ フォビア(同性愛嫌悪):同性愛者に対する嫌悪感や差別的な態度を持つこと。社会的に差別されることがあります。
トランス フォビア(性自認嫌悪):トランスジェンダーの人々に対する嫌悪感や差別的な態度を持つこと。トランスジェンダーの人々は、自分の性自認に基づいて生活する権利を認められず、社会的に差別されることがあります。
バイ フォビア(両性愛嫌悪):両性愛者に対する嫌悪感や差別的な態度を持つこと。両性愛者は、自分が異性愛者でも同性愛者でもないことから、理解されずに無視されることがあります。
レズビアンやゲイのステレオタイプ:レズビアンやゲイの人々に対して、ステレオタイプ的なイメージを持つこと。例えば、男性同士のカップルは女性的な役割と男性的な役割があると考えるなど、性的指向に基づいた固定観念を持つことがあります。
もちろん皆さん各々の価値観や思考がありますので、好き嫌いはあるとは思います。しかしこれらの偏見にLGBTQの方々は非常に苦しんでいらっしゃいます。
または、それ以前の問題として、社会全体からある程度の年齢の人に対して「そろそろ結婚を」と言われがちな文化。また「好きな人居ないなら、あの人どう」など何気なく言葉を投げ掛けられる、またそのようなことを意味する会話をしてしまう。私自身も気をつけないといけないと思っています。
大袈裟な捉え方かもしれませんが、日本の男系継承天皇制度について以前からいろいろ云われていますが、LGBTQの方への理解をしょうと旗を振っている政府が、昔ながらの天皇制について疑問を持っていないの?と違和感も覚えます。
LGBTQの人たちはなかなか堂々と主張できない今の社会です。もしかして隣の人がLGBTQでカミングアウトできず苦しんでいるかもしれません。私もできるだけ注意しょうと思っていますが、誰に対しても尊厳と平等な権利があることを意識しながら会話をしなければと思うこの頃です。
1人悩んでいらっしゃるようでしたら、ぜひ福井ぴゅあカウンセリングルームにご相談ください。
ぴゅあカウンセリングルーム
住所:福井県鯖江市
定次町325-6
電話番号:0778-53-2610
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