暇な時、余裕がある時ほど、気分が下がる

query_builder 2025/09/30
仕事 こんな症状ありませんか
暇な時、余裕がある時ほど、気分が下がる

かれこれ20年近くスクールカウンセラーをやっていますが、なぜか夏になると仕事を辞めたい気持ちになります。最近の夏は特に暑いので、そのせいかなぁと思っていたのですが・・。でも、夏休みも終わり学校が始まると、辞めたい気持ちは全くなくなります。体調が悪かった訳でもないので、自分でも不思議だなぁた思っていました。

で、そんな自分をなぜなんだろうと考えているうちに、これだ!と答えが見つかりました。


それは夏休みで仕事が「暇になった時」に、気分がいつの間にか下がってしまうと言うことです。

誰でも経験がお有りだと思いますが、忙しすぎる日々を過ごしていると、疲れがたまりゆっくり休みたくなり、休むことが必要になりますが、ゆっくり休み過ぎていると、今度は「つまらない」「やる気が出ない」となってしまいます。

そのネガティブ思考が、雪だるまのように大きく大きくなってしまうのです。

実は、それは心理学でもよく見られる現象です。


この理由をいくつかあげてみます。

1. 注意が内側に向きやすい

忙しいときは目の前の作業や人間関係に意識が集中していて、自分の不安や孤独、過去の後悔などを考える余地が少ないですが、暇になると、心の中に余白ができて、抑えていた考えや感情が浮かんできやすくなる。これが「気分の落ち込み」につながります。


2. 「充実していない自分」を意識してしまう

暇だと「自分は何もしていない」「時間を無駄にしている」と自己評価が下がる人がいます。特に真面目な人や向上心が強い人ほど、余裕の時間を「怠け」と感じでしまいます。


3. 孤独や空虚感が表に出る

仕事や予定があると「人とのつながり」や「役割」が感じられますが、暇だとそれがなくなり、空虚さや孤独感が意識されやすくなります。


4. 脳の仕組み的なもの

人間の脳は「何もしないとき」デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)が働きます。これは未来の不安や過去の失敗を思い出すモードでもあり、ネガティブに傾きやすいのです。

脳の仕組み的なものはどうしょうもありませんが、工夫すればなんとかなります。


対策としては、

「暇=悪いこと」ではなく、「回復の時間」と考え認識する。そして、軽い散歩や読書、趣味など「小さな活動」をしましょう。大切なのは、退屈、つまらないなぁと思った時に、あえて自分を動かし活動させること。

どこかに行く予定がない時は、あえて散歩やお出かけを意識する。「やりたいことリスト」を作っておくのも良いですね。何度も言いますが、休みや休んでいることがヒマと感じたら動きましょう。

ゆったり休みすぎは要注意です!


それでも、下がった気分が回復しないときには、ぴゅあカウンセリングにご相談ください。回復へのお手伝いをします。お気軽にお申し込みください。



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ぴゅあカウンセリングルーム

住所:福井県鯖江市

定次町325-6

電話番号:0778-53-2610

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