私の知人に、何をやっても上手くいくと言うか、大した困難なく日々を過ごしていかれる人がいらっしゃいます。私自身は上手くいってることもありますが、すぐに人のせいにしたり不平不満の気持ちでいっぱいになりがちです。しかし、その知人は私からしたら「え～‼、いやだぁ」と思うことも、強く感じていないようで、不平不満も少なくサラッとかわしてるのです。とても羨ましいと言うか、心がブレない強い人なんだなぁと思いますね～。

「上手くいく人」と「上手くいかない人」の違いには、環境や能力も関係していますが、心の持ち方、マインドセットが影響していることは確かなようです。

⭕【上手くいく人の心の持ち方】

・失敗を学びと捉える

うまくいかないことを成長のチャンスと捉え、失敗気にせずじゃあ次はどうするか、と行動する。自分を責めない。

・自分の力を信じている（自己効力感）

「自分ならできる」「何とかなる」という感覚を持っているようです。今は結果が出なくても、可能性を信じて行動を続ける。

・他人と比較しすぎない

他人の成功は刺激にはなるが、過剰な劣等感に変えず、自分自身の成長や目標にフォーカスする。

・柔軟な思考（成長マインドセット）

固定観念に縛られず、新しいやり方を試したり、能力は努力で伸ばせると信じている。

・感情を受け入れ、切り替える力がある

落ち込んだり不安になっても、その感情にとどまりすぎない。不快な感情を感じてはいるけれど、その上で、「次にどうするか」を考えられる。

❌【上手くいかない人の考え方】

・失敗＝自分の価値の否定と捉える

一度の失敗で「自分はダメだ」と思い込んでしまい、挑戦を避けあきらめる。

・完璧主義・結果主義

途中経過よりも「すぐに成果が出ること」にこだわり、小さな前進を見逃してしまう。

・他人と比べて落ち込む

「あの人はすごい、自分はダメだ」と他人と比較して自信をなくす。

・ネガティブな思い込みに縛られている

「自分には無理」「〇〇しなければいけない」など、思考に柔軟性がなく硬直している。違った視点をもつことができない。

・感情に振り回される

不安・焦り・怒りなどに飲み込まれ、冷静な判断ができなくなり、気持ちを切り替えるのが苦手。

うまくいく人は「どうすればできるか？」を常に考え、失敗を恐れず、小さな前進を大切にしているようです。

私の知ってる人が、不快だったであろう出来事を体験したのに、サラッと意識を変えて、行動しているのを見て「どうしてそんなことできるの？」と聞いたところ。その人は答えました。「鈍感だからかな？鈍感も大事」と。。

一方で、上手くいかない人は「できない理由」や「不安」に意識を奪われがちです。

もし、あなたが「最近うまくいかなかった」と感じたことがあったのなら、それに沿って、考えてみましょう。一人では難しいようでしたら、ぴゅあカウンセリングルームにご相談ください。一緒に心の整理をしてみましょう。そして、次に向かって歩んでいきませんか。