睡眠禁止ゾーン

朝起きれない人や、グッスリ眠れない、早く寝ようとベッドに入ってもなかなか眠れないなど、睡眠の問題を抱えている人は多いと思います。

若い人は、夜になると元気が出て、ちょっとでも外に出たくなったり、飲み会🍻や友人たちと騒ぎたくなる。また戦闘ゲームに夢中になり、とても寝ようなどと思わないものです。

それは、もともと10代や20代前半の人は体内時計が「朝型」より「夜型」になるようにできているからです。自然に任せれば若い人は夜更かしになってしまうのは無理のないことかもしれません。

しかし、だからといって、寝坊して学校や仕事に行かない理由にはなりません。社会生活を支障なく送るには、睡眠をうまく取って日常生活を送る必要があります。

案外知らない方も多いのですが、人には「睡眠禁止ゾーン」というものがあります。これは寝てはいけない時間というのではなく、「身体の覚醒度が高く眠れない時間帯」生物学的なシステムをいいます。

では「睡眠禁止ゾーン」があってもうまく睡眠を取るにはどうしたら良いでしょう?

「睡眠禁止ゾーン」は就寝時間の2時間から4時間と言われています。通常寝る前の2~4時間(直前までとの説も)目がさえて元気! アフターファイブには持ってこい! と寝たくない時間でもありますね。

つまり午後18時~22時頃までは身体が活性化していますので、しっかり食事をとり勉強やストレッチやゲームも良いでしょう。

その時間が過ぎると今度は一気に睡魔が押し寄せてくる時があります。その時に寝てしまうのがベターです。神経が高ぶるゲームは潔く止めて身体に従いベッドに入りましょう。

朝スッキリ起きたい、睡眠の質を良くしたい方は、できれば今より少しだけ早く起きることを意識してみましょう。それが日常的になると睡眠禁止ゾーンが自然と前倒しになり、気持ちよく朝起きれるようになります。

そして、気を付けて頂きたいのは、日中は太陽の自然光をしっかり浴び、歩いたり小まめに動くなど活動をする。夕方の昼寝(学校から帰ってから寝ない)や長い昼寝はしないことです。

大切なのは、朝の時間にちゃんと起きるにはいかにグッスリ眠れるか。どんなに遅くても午前0時までには寝るようにしましょう。

是非福井ぴゅあカウンセリングルームにご相談ください。