失恋から立ち直るのに必要なもの

大好きだった相手に振られると、とてもショックでつらいもの。別れを告げられたばかりの時は、本当に悲しくツラく苦しい。どんな別れ方をしたにせよ、相手が好きで好きで愛おしくてたまらない。ラインをしょっちゅうチェックしたり、かかってくるはずのない電話を期待したりする。涙がこぼれて止まないのもこの時期です。

しかし、その感情は時間とともに変化をしていきます。この一定期間が過ぎると、気に入らないことがあったのなら「なんであの時言ってくれなかったんだ」「別れるにしても、せめて最後に顔を突き合わせて話をするのが当然じゃないか」「こちらにも言い分がある」など、次第に相手に対して怒りを感じるようになります。

失恋のどん底から立ち直るきっかけは「怒り」とされ、心理学用語で“喪の作業”という表現を用いて、失恋から立ち直るためには「怒り」の感情が必要であると書かれています。失恋を終らせるプロセスのうえで怒りを覚えることは、次のステップにいくプロセスとなるようです。

しかし、怒りの感情を感じることで、自分の醜さを痛感する瞬間も多々訪れます。それも辛いですね・・。

また、怒りの矛先を失恋相手にぶつけて愛憎を晴らそうとする人もいますが、これには手段を選ばなければなりません。このような時は心理カウンセラーに相談する・または相手には出さない手紙のような形で、気持ちを露出して昇華させるようなことが効果的です。

ブログやツイッター等で発信する方法もありますが、怒りの感情そのままに表現せず慎重に表現してください。一歩間違えると、相手も自分自身も傷つけるリスクがあることを意識してください。

自分の中に支配されているネガティブな感情は、是非福井ぴゅあカウンセリングルームにご相談ください。建設的に考えられる心になるよう精一杯お手伝いします。