同じグチを、人に何度も言ってしまう

私たちはグチを言うことが日常茶飯事ですが、友だちとの会話でも、ついそのグチが出てしまう場合もあります。理由はさまざまですが、グチを言いたくなる理由には、次のようなものがあるのではないでしょうか。

ストレスの発散:自分の不満やイライラを発散し他の人に聞いてもらうことで、気持ちを楽にしたい。

共感を求める:グチを言うことで同じような経験をした人と、傷ついた心を共有したい。

孤独感の解放:ただ自分の話を聞いていてもらいたい、誰かに自分の存在を分かっていてもらいたい。

発達障害など:他者がどう感じているか気づいていない。配慮できないほど感情がいっぱいになっている。

問題解決のための発信:グチを言うことで、自分の不満や問題を解決するためのアドバイスや意見を求めたい。

自分の苦労話やグチ話を何度も繰り返し話す人は、本当は悔しい気持ちや心残り、悲しみで凝り固まっている心を抱えています。心の傷がまだ癒えていない状態だとも言えます。反復することによって心のしこりを取り除こうという無意識の動機が隠れています。

ただし、友だちに同じグチを何度も何度も言っていると、せっかくの楽しいはずの語らいがつまらなくなり「・・さん、いつもグチばかり言って何だか一緒に居ても楽しくない」そう思われてしまいがちですので、気を付けたいものです。

もし、あなたがいつも同じ不快な感情にさいなまれ、グチを言いたくなってしまう場合には専門家の心理カウンセラーにお話ください。

私は何度でも聴かせていただきますから大丈夫です。いくらでもグチを言っていいです。心理カウンセラーは療法を駆使しながら聴かせていただきますので、カウンセラーに話すことで傷ついた心の回復が促進されます。陰に隠れている本当に欲している自分の心の欲求に気付くこともできます。遠慮なくいっぱい話して心のしこりを取り除き傷ついた心を癒しましょう。回復へのお手伝いをします。