感情の起伏の激しい親のもとに育つと


人格とは、その人特有の性格や行動パターン、または価値観などを含むその人の性格や個性、またはその人の特徴を言います。

その人格というものは、3歳くらいから形成されはじめ、価値観や特性など基礎的な部分10歳までに確立すると言われています。もちろん、遺伝的要因や、経験、環境、教育などによっても影響を受けますが、親の言動は特に子供の人格形成に大きな影響を与えるようです。

そう聞くと、私なんて「ヒャ~、もう遅いわぁ・・」なんて、正直思ってしまいます(^^;

親のコミュニケーションスタイルや対応は、子どもの自己認識や対人関係にも影響を与えますので、そのような子どもは知らず知らずに、その親と同じようなコミュニケーションスタイルを身に付けて育ちます。そして、ストレス管理の能力も、親と同じように不安定で、感情の起伏が激しい大人になってしまう可能性があります。

あるいはまた、感情の起伏が激しい親に育てられた子どもは、不安定な環境の中で絶えず親の機嫌をとりながら育ちますので、大人になってからも、過剰にオドオドとして周りに振りまわされ、本当の自分はどう感じ、どう思っているのか分からなくなってしまいがちです。

親の愛情やサポートの仕方は、子供の価値感や安全感を形成しますから、安定した親からは安定した子どもになります。裏を返せば不安定な親からは不安定な子どもになります。

もちろん良いも悪いも遺伝的要因や環境で、そのように育ってしまいがちですが、「こんな自分嫌だ!」と嘆かないでください、諦めないでください。これから自分の積み上げていく経験や日々自己研鑽によって、少しでも変えていくことは可能です。

少しずつ少しずつ理想の自分へと変容するため、ぴゅあカウンセリングルームはお手伝いをします。一緒に頑張りましょう。