離婚の原因

離婚原因の令和2年度男女別司法統計では次のようになっています。

妻側の離婚理由

1位 性格が合わない

2位 生活費を渡さない

3位 精神的に虐待する

4位 暴力を振るう

5位 異性関係

6位 その他

7位 浪費する

8位 家族を捨てて省みない

9位 性的不調和(性の不一致)

10位 家族親族と折り合いが悪い

夫側の離婚理由

1位 性格が合わない

2位 その他

3位 精神的に虐待する

4位 異性関係

5位 家族親族と折り合いが悪い

6位 浪費する

7位 性的不調和(性の不一致)

8位 暴力を振るう

9位 同居に応じない

10位 家庭を捨てて省みない

上記はあくまで弁護士への相談の結果です。

一般的な離婚の原因としてのランキングは、以下のようになっています。

1.コミュニケーション不足や意見の不一致

2.不倫や浮気

3.経済的問題(借金、収入格差、無職)

4.性的問題(性的不満、性的違和感、性的嗜好の不一致)

5.同じ目標を持っていないこと(子育てや家庭生活、将来設計)

6.精神的または身体的虐待

7.家庭内暴力

8.性格の不一致、価値観の不一致

いずれにしても、個人やカップルによって理由は異なります。離婚原因の問題は片方のパートナーにとっては問題かもしれないですが、他方にとっては重要でない場合があるのも興味深いところです。

昔、今の天皇陛下が理想の結婚相手について「やはり価値観が同じというのが一番大切だと思っています」と仰ったと聞いて、私はそれを聞いたとき「そ~かぁ」と妙に感心したのを覚えています。この価値観の違いは夫婦問題だけでなく、職場や友人関係においても実に難しくトラブルの根元とも言える注意すべき点です。

夫婦問題も、福井ぴゅあカウンセリングルームにご相談ください。