どこに焦点を当てるか
どうしたらポジティブに生きることができますか?と問われた時、誰にでも共通したアドバイスができるとしたら…
それは毎回お伝えしているように、物事への捉え方と、そしてどこに焦点を当てるかということだと思います。
たとえば「あの時、あんなことさえしなけば・・・」とか、「なんでこんなことになったのか」など、後ろ向きの人が陥りやすいのは、過去を基準にして考えることが多いからです。
我が家のお姑さんもよくそれを言います。自分のことならともかく、私のことも😓 私が自分の過去を全て受け入れているのに、お姑さんが振り返り、なぜか私のかわりに悔しがり「なんであの時止めんかったんぇの」と、最終的には私の昔の行動まで言ってくる、ちょっとお節介でネガティブな人です。
いずれにしても過去は過ぎてしまったことだし、変えられない。過去にとらわれていると落ち込むばかりで何の意味もないことは、本当は誰もが一番分かっているのではないでしょうか。
でも、後ろ向きの人は過去を悔やみグルグル思考に陥ってしまうのです。
例えば、自分を責めてしまうことには、自分はこれだけ苦しんでいるのだからもう自分を許して欲しいという気持ちが隠されていると言われています。
また、自分の過ちによって誰かを酷く傷つけてしまったとして、反省し懺悔することは大切ですが、前向きにどう償いをしてゆくかを考えていった方がいいのではないでしょうか。
また、誰かに傷つけられてしまった場合、「○○のせいで・・」と自分を傷つけた人に対して恨みつらみ思っていたり、周りから優しくしてもらおうとするより、「これからをどう生きていったら良いのか?」と、焦点を前向きに持っていった方が良いと思います。
ただ、過去への後悔や罪悪感、羞恥心などでいっぱいになり、気持ちが後ろ向きになってしまうこともあります、致し方ありませんね。。
そんな時は後悔や罪悪感などをカウンセラーに話してください。受け止めてもらい共に感じてもらうことで健康な心を取り戻すことができます。一人で悶々考えすぎず、ぜひ福井ぴゅあカウンセリングルームにご相談ください。