心のフィルター

私たちは毎日いろんな刺激を感じながら生活していますが、特にその刺激の中でも、人間関係での刺激は結構堪えますね。職場の仲間のちょっとした行動や言葉で、強く怒りを感じたり自己嫌悪に落ち込んだり・・・、学校やコミュニティーの中で疎外感を感じたりすることもあると思います。できればあまりネガティブに捉えることなく過ごしたいものです。

感情や身体の反応は、出来事や刺激そのものではなく、それをどのように受け取ったかという認知を媒介として生じ変わります。

これはその人がその出来事をどう捉えたか、出来事の受けとめ方 や見方、または固定観念など、その人がどのような心のフィルターで見ているかによって心理状態が変わると言うことです。例えば、白いボールをくすんだ青いガラスで見たらくすんだ青っぽく見える。ぼやけたピンクのガラスで見たら、ぼやっとしたピンクに見えてしまう。

同じ出来事でも、ショックに感じる人もいれば、何てことなくサラリと素通りする人もいますよね。これは今申し上げたように、その人の心のフィルターがどのようなもので見ているかなんですね。

心のフィルターが、歪んだ認知や「~であるべき」などの固定観念が強いと、ネガティブ思考が増長させ、対人関係にも影響がでます。これはイラショナル・ブリーフ(非合理的な信念)と言います。

もし、ご自身が強い固定観念や歪んだ認知をしてしまうクセがあるな…と思われた方には、ぜひカウンセリングをおすすめします。今まで知らず知らずに出来上がってしまったネガティブ思考のクセや捉え方を変えていくことができます。

時間はかかるかもしれませんが、心のクセが変わると、とても生きやすくなります。自分がラクになります。辛い出来事も乗り越えてゆけるようになります。ぜひ福井ぴゅあカウンセリングのカウンセラーに応援させてください。

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