毒親に育てられると

今年の桜は、寒い日が続いたので長く楽しめていますね。やはり綺麗なものをみると気持ちもなごみます。

さて、前回毒親について少し書かせていただきましたが、ではそのような親に育てられるとどのようになりやすいか、一般的な捉え方ですがお伝えします。

虐待や支配・過干渉がひどいなど、いわゆる毒親に育てられた子供は、いつの間にかメンタルに様々な影響を受けて大人になることが多いです。

・自己肯定感の低下: 毒親の支配的で批判的な態度は、子供の自己評価に悪影響を及ぼすことがあります。大人になったとき、自己肯定感が低く、自信を持てない人になることがあります。
・感情の抑圧: 毒親からの否定的なフィードバックにより、感情を表現することに恐れるようになるかもしれません。大人になっても自分の感情を整理したり、適切に表現するのが難しいことがあります。
・過去のトラウマ: 毒親との関係がトラウマとなり、それが成人期においても心理的な問題やストレスを引き起こす要因となることがあります。

・対人関係の問題: 毒親の影響で、他人との関係を築くのが難しくなる場合があります。過剰に依存したり、逆に人を遠ざけたりすることもあります。

このように様々な影響があるわけですが、特に支配的な親の価値観の刷り込みにおいては、自分が何を感じどうしたら良いのか選べなくなる。そして、そんな自分はダメだと、肯定感が低下しがちです。そのようなことにより、絶えず誰かに依存することで自分を保つ。

また見放され感や不安が強く、対人関係においては柔軟な対応が苦手となりがちになります。イライラを暴力的な形で表したり、うまく自分の感情や考えを伝えられなくなります。また

・回復の努力: 一方で、多くの人がカウンセリングや自己啓発を通じて、毒親からの影響を克服し、健康的な人間関係を築く努力をすることもあります。

毒親に育てられた人の経験や環境、サポートシステムによりますが、カウンセリングで、癒しや成長の道を歩むことも可能です。

ただし、何より大切なことは、あなた自身がきっと乗り越えてゆける!その力を自分は持っているんだと、自分自身を信じることです。

ぴゅあカウンセリングルームは、ご相談者さまの回復の力を信じてしっかりサポートしてゆきます。自分を変える道のりは長いかもしれませんが、諦めずより良い人生を切り開いてゆくため共に頑張りましょう!