愛着障害

小さい頃、罵声をあびせられる、叩かれるなどの虐待を受けていたり、無視や世話をしてもらえない(ネグレクト)を経験したお子さんは、愛情が満たされてないため、安心と安全を感じる愛着(アタッチメント)を築けないことがあります。友だちとの関わりでは、気持ちのコントロールがうまくできず、友達関係での問題を起こしがちになってしまいます。

こうした愛着障害には2つのタイプがあり、心理学やトレーニングのできるカウンセラーに繋がる、あるいは専門の医療機関に繋がることも視野に入れることが大切です。

・反応性アタッチメント障害:無関心で用心深く、楽しいとか嬉しいなど喜びの感情の反応が少ない。人の優しさや肯定的な言動を嫌がる態度をします。また人との交流において信頼関係を持てず、素直に甘えられないことも多くあります。不安や苛立ちなど覚えやすくコントロールが苦手です。

・脱抑制型対人交流障害:初対面の人にでも、その人の膝に座ったり、馴れ馴れしい言葉や態度を示します。平気でついて行ってしまうなどの行動がみられ、また初めての所でも構わず行ってしまうなどADHDのような行動をとります。同年代の子どもとは信頼関係や仲間関係を築くことが難しいことが多いようです。

もしも、自分自身がそうかも?とか、子育てで思いあたる方、どうぞお気軽にご相談ください。是非福井ぴゅあカウンセリングルームにご相談ください。