マーフィーの法則

とても楽しみにしていた初デートの日に限って、雨が降ったり荒れ模様のお天気なってしまった!

普段は出来ているプレゼンテーションなのに、大事な時のプレゼンテーションほどうまくいかなかった!資料を忘れてしまった!

また、急いでいるときに限って、出掛けに電話が鳴ったり近所の人が来て対応するはめになった!いつもになくなぜか赤信号信号に引っ掛かった!と感じることはありませんか?

これはマーフィーの法則と言って、失敗すると予想したり、悪いことを考えたりすると、必ずその通りになってしまうという不幸な法則です。

もちろん、実際は大事な予定の日に限って雨が降ってり、失敗する確率が高くなるなんてことはありません。ですが、人間はなぜか大事な日に限って、そうした不幸が起きやすいと感じてしまう傾向にあります。

実は、その原因は人間の記憶の残し方にあります。そもそも、何でもない日に雨が降ったり信号が赤になったとしても特に記憶に残りません。しかし、大事な予定がある日に雨が降ると、たった一回でも悪い思い出として強く印象に残ります。晴れたり、信号がスムーズに流れている日もあるのですが、なせかそれらは忘れられてしまい、逆に不幸が起きた日だけが強く印象に残るため、不幸が多いように感じてしまうらしいのです。

人間は自己確認バイアスという心理現象によって、自分の信念や期待を裏付けるような情報に注意を向ける傾向がありますので、この現象によって、意識する状況に対して特に敏感になり、そのような状況が現実に多く存在すると感じてしまうようのです。

ちなみに、私は自分で晴れ女🌞と感じています。朝少し雨であっても、その後晴れ間が見えると「あー、やっぱり私は晴れ女🌞だ!」と、良い記憶を自分に取り入れるようにしていますが…、皆様はいかがですか?