カウンセリング後の好転反応

カウンセリングの後「眠れるようになりました」「気分がラクになりました」とのお声をいただくことが多いですが、たまに「疲れた」「気分が落ち着かない」など感じる方もいらっしゃいます。

カウンセリングで辛かったエピソードを話すことは、その時のことを再体験するため感情が溢れ、揺れ動きます。その影響で一旦悪くなったかのような症状が出ることがあるのです。

これは心が良い方向に戻ろうとする時の一時的な好転反応です。心の深いところにあった自分の中で受け入れがたい感情、不安や恐怖悲しさなどが癒されようとした時、顕在意識まで浮上してくるのでそのような気分になるのです。

長期間に渡る心の傷や深い心の傷ほど、その好転反応と癒しを行ったり来たりしながら、ゆっくりゆっくり回復へと歩んでゆきます。

その“ゆっくりさ”に焦りが強くなり怒りさえ覚えることもあるかと思います。私も懸命にお話聴かせていただきます。どうかあきらめず取り組んでください。

ご相談内容によりますが、カウンセリングの効果はふっと振り返ったときに「あれ?カウンセリング受ける前と違う!」と気付くことが多いものです。心の元気を取り戻した実感をぜひ味わっていただきたいと思います。

もちろん、全てのご相談が長期間かかるものではございません。1.2回で終了するご相談もあります。

「こんなことで相談してもいいのかな?」そう思う人もいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です。「ちょっと気がかりな相談」もどうぞお気軽にお申し込みください。