愛着の影響

「愛着」とは、相手を大事に思う気持ちに支えられた絆を、発達心理学では「愛着」と言います。 赤ちゃんは、特定の人(養育担当者、多くの場合は母親か父親)との社会的なやりとりを通してこの絆を作り上げます。愛着がうまく形成されてない場合、思考や性格の傾向に影響を及ぼしたり、発達障害の特性と似た状態をともなうこともあります。大人になってからも対人関係において問題をかかえる場合も多いようです。

あなたの愛着スタイルはどのようなものでしょう。https://attachmentstyletest.web.fc2.com/

愛着形成がうまくいってなかったとしても、決して自分が悪いワケではありません。もしかして仕方なかったことだったかもしれません。今から変わることは容易ではないかもしれない、でも、もし生きづらさを感じていらっしゃるのなら、そのような自分から何とか脱出したいですね。今から自分作り始めませんか。どうぞ心の内をカウンセリングでお話ください。

(以下は、東京都生涯学習情報ホームページより)   愛着の発達において、赤ちゃんは、生後7、8か月頃になると、特定の人と意思疎通のために独特のやり方でコミュニケーションをとるようになります。その人は、赤ちゃんが発する声や身振りを解読してくれるし、赤ちゃんが出すサインに応えてくれます。また、いつもお馴染みのやり方で話しかけてくれます。この独特のやり方(コミュニケーションの手順)は、母子など、乳児と特定の人との間でのみ通じるもので、見知らぬ人には使うことができず、意思疎通ができません。 こうした関係が心理的な絆であり、こうしたコミュニケーションとれる関係にある人が愛着の対象です。
子供は、母親や父親との愛着を基盤にして、段階を経て他の人と人間関係を結ぶことを学び、自分の世界づくりを進めていきます。この心理的絆「愛着」は、将来の対人関係を築くモデルになります。